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 お母さんになって早や5年。
子どもと一緒に暮らすようになって、時々、我が子ながら
”本当に子どもですか?? もしかしてオ・ト・ナ!?”
と感じる時がある。


確か最初にそう感じたのは娘たちがいわゆる乳飲み子だった時…。
抱っこしてあやしている際に、じ~っと私の目を見つめられた時だ。

あの透き通るような眼で見つめられると、まるで
わたしの心の中や過去、人間性まですべて見抜かれているような気がして、
我が子ながら畏れと共に敬虔な気持ちを抱いたものだ


次にそう感じたのは、確か、娘たちが2歳くらいの時。
絵本は子どもたちと読んでいたけれど、夕方になると、
子供向けのテレビを見せつつ、私はその間に夕食の準備をするのが当時のお決まりだった。

16時になったらEテレをつけて…
金曜の夕方は『アンパンマン』

子どもたちは実際、楽しんで観ていたし、私もそのほうが夕食の準備がはかどって助かっていた。

そんなある日、いつものように夕方テレビをつけていたら長女が、
「もう見ないから消す」
と言って、主電源をポチッと切ったことがあった。

そして棚から絵本を取り出して、ソファーに座って読みだした。

当然まだ字も読めないし、書けない時期なんだけど、その姿がとても楽しそうで、幸せそうだった

次女はおままごとに夢中になって遊んでいた。

その時、
こんなに幼くても、自分が心地良いと感じる空間や時間をちゃんと知っているんだなぁ~
もしかして思っているよりず~っと大人
と感じたんだよね。


子ども扱い
子どもじみた
子どもっぽい
子ども騙し

「子ども」という言葉は、とかく
幼さゆえ拙い
という印象を与えるものが多いような気がするけれど、本当にそうなのかな?

まだお母さんを5年しかしていないし、大きな声で言えないけれど…

結構、子どもは大人だよね!
もっと言えば、
子どもっていうよりも、”小さな人”って感じだよね!

(あら大きな声

小さな人は愛され、守られ、可愛がられるだけじゃない。
幼くてもちゃ~んと意思を持っていて、私たち大人と対等な存在。

そして小さな人はその性質ゆえ、私たち大きな人をハラハラ・ドキドキ・ワクワクさせてくれる。
大きな人は小さな人のペースに時々、戸惑ったり、面倒くさく感じたりすることもあるんだけど、
そんな戸惑いや面倒さのキモチを
”子どもだからわからないだろう。だからこの程度で良いんじゃないか”
なんて誤魔化したら、やっぱり失礼なんだろうね。


 たしかに小さな人のいる暮らしは、正直、楽しいばかりじゃない。
というかメンドーなことのほうが多いかも


でも今は、小さな人に出会えたことに素直に感謝したい。
愛すべき、心強いパートナー達と共に日々を暮してゆけること、
そして
時々顔を出す、自分の”大人目線の傲慢さ”をたしなめてくれる存在がそばにいることに





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2013.04.26 Fri l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
絵本の中のオオカミやキツネって、たいてい悪役キャラだよね。

サスペンスドラマを見ていて、イカツイ顔した人が出てくると、
”あぁこの人、絶対犯人だね!”
みたいな。

でも、そんな風に動物って(ヒトって)わかりやすいラベルを貼られた生き物なのかな?

今回、紹介するのはこの絵本

3びきのかわいいオオカミ3びきのかわいいオオカミ
(1994/05/18)
ユージーン トリビザス

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始まりは、こんな感じ。

 あるところに、ふわふわの けがわに ふさふさの しっぽを もった
3びきの かわいい オオカミが、おかあさんと いっしょに くらして いました。

あるひ、おかあさんが 3びきを よんで いいました。
「さあ おまえたち、そろそろ ひろい せかいに でておいき。
かあさんの うちを でて、じぶんたちの うちを つくりなさいな。
でも、わるい おおブタには きをつけるのよ。」


で、最初に3匹はれんがの家を建てるのですが、あっという間に粉々に…。


ここに出てくるブタが、もう悪いのなんのって。
極悪非道の大ブタなの。

ある時はおおきなハンマーを振りおろし、
またある時は電気ドリルをもってきて、
そしてついにはダイナマイトまで!!


でもね、最後はハッピーエンド

3びきのかわいいオオカミとブタの4ひきは、いつまでもなかよく しあわせに くらしましたとさ。

えっ?!どうして仲良くなれたかって?
それは読んでのお楽しみ


こんなオオカミがいてもいい。
こんなブタがいてもいい。


見た目だけでキャラが決まるほど、動物もヒトも単純じゃないのよ。


作者はギリシャの犯罪学者。
絵はジョン・バーニンガムの奥さんのヘレン・オクセンバリー。
イギリスの絵本作家らしく、急須とティーカップが絵本の中にたくさん出てくるのも心くすぐられます。


あっ、でも子どもに読むなら『3びきのこぶた』を知った後が良いかも…ね

2013.04.16 Tue l おすすめ絵本 l コメント (0) トラックバック (0) l top
春って、
始まりの季節って、
ワクワク・ドキドキするよね。

子どもたちはもちろんだろうけど、わたしだってワクワク・ドキドキする

”新しいクラスに馴染めるかな?
”担任の先生は誰になるのかな?”
”毎日元気に幼稚園に通えるかな?”

近頃わたしの頭に浮かぶのは、
しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)
(1972/10/15)
わかやま けん

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もう、しばらく前になるけれど、ある朝登園前にいきなり長女が
”今日、幼稚園行かない! ママとホットケーキ作る!”と言いだしたことがあった。

えっ?!今??
幼稚園から帰ってからでいいんじゃない?
って言って、娘の顔を見たら

なんて真剣なまなざし
しかも、
デンとして動かない


ああ、これはマジだね。
テキトーな子供だましは効かないな

って、わたしも感じたんだ。

仕方がないから取り急ぎ、”誰が来てもドアを開けちゃダメ!!”と長女に言い聞かせ、
行く気マンマンの次女を連れて幼稚園へ行ったの。
門の前で立っている先生に状況を伝え(先生苦笑い…)、すぐさま自宅へ引き返した。

家に着くまでの間、どうにもできない、何とも言えない気持ちでわたしはいっぱいいっぱい

”なんで幼稚園行きたくないの?
なんでホットケーキなの?
なんで今、作るの?

ったく!!”


で、結局家に着いてから焼きました。ホットケーキ。
だってどうしたらいいか、わからなかったんだもの。

とりあえずあったミックス粉でね


材料を混ぜて生地をフライパンに流したら、長女があの絵本を片手に口ずさむ♫

ぽたあん
どろどろ
ぴちぴちぴち
ぷつぷつ
やけたかな
まあだまだ


あぁ、なんてノンキな。親のココロも知らないで…と思う反面、
フフフ♫と笑みがこぼれたんだ

フカフカのまあるいホットケーキ。
メープルシロップをたっぷりかけて、娘は大満足♡

朝食を食べて間もないお腹には、少しキツかったっけど、
食べ終えた頃には、”まぁ、たまにはこんな日もいいか”と思えるわたしがいた。


そしたら長女、
”幼稚園行く”だって。
今朝の一悶着はなんのその、颯爽と登園準備をする娘の顔は凛としていた。

その時感じたんだ。
あぁ、心が満ち足りると子どもは自然と自分で離れてゆくんだなぁ~って。

あれからしばらく経つけれど、
なんであの時、幼稚園に行きたくなかったのか?
ホットケーキを作りたかったのか?

結局、わたしはわからないまま…。


年長さんの一年間、楽しいことや嬉しいこともたくさんあるだろう。
悲しいことや苦しいこともあるだろう。
そんな子どもたちの様子を見て、わたしも色々感じるんだろう。

でも、信じよう。

自分の足で立って、歩いて行く子どもたちの力を。

もし歩けなくなっちゃった時は、一緒にホットケーキを作った時を思い出してみよう。


いいお母さんばかりではいられないけれど、すぐアップアップしちゃうけれど、
結局なんにもわかってないけど…

でも、やっぱり
子どもたちが好きだから



明日はいよいよ、始業式。
待ってましたぁ~。
春休み。元気いっぱいの子どもたちの相手も限界デス。



2013.04.08 Mon l わたしの中の絵本 l コメント (0) トラックバック (0) l top