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高校の同窓会へ出席した

3年次のクラス。
当時の担任の先生が今年の3月で定年を迎えられたのを記念して有志が企画してくれたのだ。

卒業以来、ほとんどの人と20余年ぶりの再会。

正直、誰だかわかるかなぁ?わかってもらえるかなぁ?と不安もあったけれど、心配不要。
面影、

たたずまい



高校時代と変わらない姿がそこにはあった。
(私もそうだったらしい…

地方の女子の伝統校。
憧れて憧れて…入学できた時の誇らしかったこと。
根拠のない自信と希望に満ち溢れていたあの頃…。
遥か遠い記憶がよみがえる


一方で、
不惑を迎えたというのにここ数年惑ってばかりの私。
人生の岐路に立つ度に精一杯考えてきたはずなのに、

私はあの頃なりたかった自分とは全く違う自分になってるなぁ。

何者にもなれない中途半端な存在だなぁ。

もっと賢い選択があったんじゃないかな?

私はどこへ向かおうとしているんだろう?

どう生きていったらいいんだろう?


なんてふと立ちすくんでしまう時がある。

今回の同窓会の案内を受け取って、
キラキラ輝いている(かもしれない)みんなに会うのが怖いなぁと思う反面、
今の自分にはみんなに会う必要がある、それが次の一歩につながるとも思った


今でも忘れられない言葉がある。
卒業時、恩師がクラスのみんなに語ったはなむけの言葉。

かわいいお婆ちゃんになってください。


高慢で、変な自信ばかりあって、何者にでもなれる、可能性に満ち溢れていると思えていたあの頃の私。
正直、
そんな程度のことでいいの?
そんな簡単なことでいいの?

と思えたっけ


でも、それなりに人生経験を積んできた今はわかる。
かわいいお婆ちゃんになるって、簡単なことじゃないって。
結構難しいことだって。

その前に、
かわいいおばさんになるのだって危ういって


みんなの近況報告や恩師の話を聴いていて少しだけわかった。

誰も手さぐりの中で生きているんだって。
(職業、肩書として)何者にかなれたとしても、それだけで全てが満ち足りるほど人生は単純ではないって。
今思えば顔から火が出そうなほど世間知らずの子どもだった私達も、各々精一杯あの頃を生きていたなって。


諦めずに一生懸命取り組む姿勢、
みんなで一致心を合わせる時に出る強さ、
個性的で頼りになる面々、
温かくおおらかに私たちを見守り、導いてくれた個性あふれる先生たち、
ぬるま湯とは言われたけれど、自由で豊かな3年間…
それが今の私を根底から支えているって。

憧れと誇りを持って通った高校の3年間は決して無駄じゃなかった。


ずっとそばに置きたい、人生の折々に読み返したいと思える絵本がある。
ルピナスさん―小さなおばあさんのお話ルピナスさん―小さなおばあさんのお話
(1987/10/15)
バーバラ クーニー

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おじいさんと子どもの頃にした約束を生涯をかけて果たした女性のお話。

でも特別立派な女性の、特別の人生ではないところにいつも心惹かれる。
一番好きなのは、幼いころから信念をもって約束を実行してきた訳ではないところ。

紆余曲折を経て、
でも、
おじいさんとの約束を忘れずに、今の自分にできることから始めているところ。


読むたびに、
この世に生まれて生きる意味、
大きな世界は変えられなくても、自分に出来ることが何かあるはずと思える絵本だ。


大切なのは、
何者になれたかじゃなくて、
どう生きるか、
どう生きたかなんだろうな。


時折立ちすくみ、戸惑ってしまう自分に絵本の最後の一文を贈ろう

なにをすればいいか、
いまはまだわかりませんが、きっといつか、
わかる日がくるでしょう。
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2014.08.17 Sun l わたしの中の絵本 l コメント (0) トラックバック (0) l top
クワガタってかっこいいなぁ。

あの立派な大あごに心ときめく

飼育ケース


先日、早朝から家族で虫採りに行った際に夫が捕まえた。

立派なツノの大きなカブトムシも捕まえたけれど、
確実に今の私の心を捉えているのはクワガタムシのほうだ。


カブトムシは去年も育てたからかな?

いや、

カブトムシに比べてカラダは小さいのに、勇ましく凛とした姿に魅力を感じるんだろう。


今年は飼育ケース3個になっちゃった…

飼育ケース1


それぞれつがいで入れたから、また赤ちゃんに出会えるかな?


出会えたらいいな


早朝の桃林。
はしごに上って見上げた枝でカブトムシを見つけ、
ドキドキしながらそっと捕まえた時の気持ち。

葉にはセミの抜け殻も…。


キラキラした時間、忘れない。



子どもがいなかったら…やってないだろうな、絶対に


子どものお蔭で感性と経験値がますます高くなっているなぁ。
ありがたいことです


さぁ、クワガタムシの幼虫の飼育方法を調べておきましょうか?





2014.08.10 Sun l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
買っちゃった

ジョージ弁当箱


一目惚れ
いや

衝動買い
だな、これは



子どものいる暮らしも早や6年。

この間いつも私の、
そして私たち親子の傍らにおさるのジョージがいた。

そして今も。

私にとってジョージは子育ての心強い伴走者なんだ。

ひとまねこざる (岩波の子どもの本)ひとまねこざる (岩波の子どもの本)
(1998/02/16)
H.A.レイ

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しりたがりやでひとまねが大好きなジョージ。

時にジョージの行動は周囲の大人たちを驚かせ、困惑させる。

なんでこんなことをするのかな?

あぁ、それはダメでしょ。

違う違う…


先の結果が見えてしまう大人には拙く、危ういジョージの行動が時には厄介にも思える。

でも、
ジョージを取り巻く人たちのなんと大らかなこと。

たとえ失敗しても、
周りに、自分たちに迷惑がかかっても

叱らない。
怒らない。

温かく大らかな目で見守る。


たとえ先の失敗が見えていても
ダメダメダメ…と行動を遮らない。

迷惑や失敗さえも一緒になって楽しみ、受け容れる。

あんな風に大らかに、
ゆったり構えて子どもと過ごせたら…
と何度感じたことか



絵本やTVを見ていると、いつの間にかジョージが子どもたちにオーバーラップしてくる。

娘たちもジョージのとる行動を見ながら

ダメだよ~

あぁ、そうじゃないよ。

ジョージはわかってないんだからぁ



まるで保護者のような口ぶりでたしなめる。


いやいや、あなたたちも充分にジョージそのものです


『ろけっとこざる』に挟まれていた小冊子で渡辺茂男さんが書かれていた一文に強く共感する。
ろけっとこざる (岩波の子どもの本)ろけっとこざる (岩波の子どもの本)
(1998/03/05)
H.A.レイ

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幼い読者たちは、おさるのジョージになりきって心ゆくまでぼうけんをたのしみ、
そして失敗すれば、自分のことのように、痛みを感じたり、失敗をくりかえさないことを考えたりするのです。



幼い時に絵本を通して自分たちの分身と思える存在に出会い、心を自由に遊ばせることができることの喜び。

しまった、失敗したと思ったら良く考えて次はそこを乗り越えればいいんだと思える安心感。

そしてその姿を裏方で温かく見守る大人の存在を感じながら暮らせる幸せ。


子どもがいなかったら恐らく出会わなかった絵本のうちの一冊。
そんな存在に出会えたことに、
子どもたちに、
そしてジョージに心から感謝する八月盛夏



ところで
ジョージが黄色い帽子のおじさんと一緒に暮らすことになったきっかけを知ってますか?

じょーじをみてこうおもいました。
「なんて、かわいい こざるなんだろう。うちへいっしょに つれてかえって やりたいもんだ」
(中略)
おじさんは、すばやく じょーじを だきあげて、ぽいと、ふくろのなかに いれました。
じょーじは、つかまってしまったのです。

…『ひとまねこざるときいろいぼうし』(岩波書店)より引用…


おじさん、それは誘拐ですっ!

最初にこれを読んだ時の衝撃といったら…こんなところも絵本の面白さの1つなのかな












2014.08.04 Mon l わたしの中の絵本 l コメント (0) トラックバック (0) l top