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母を誘って、映画を観に行く。

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退職後、茶道を始めて10年超の母。

お茶の仲間内で、話題になっているのよ。
愉しみ!



と、
ちょっとオシャレをして、
初めての母娘映画鑑賞へ。





お茶の世界を通して、1人の女性の生き方を描いたこの作品。



茶道未経験者の私でも、充分に映画の世界を堪能できた。



いや、正確に言えば、全くの茶道未経験ではない。

遥か昔を振り返れば、
大学時代、仲の良かった茶道部の男子に誘われ、茶道部体験入門をしたことがある。

でも、袱紗さばきの複雑さと細かい所作に、初日にして挫折したほろ苦い経験が…(笑)。



意味も理由もわからない所作に戸惑う主人公に向けた、
樹木希林さん演じるお茶の武田先生の言葉が、心に響く。


(以下、引用)
意味なんてわからなくていいの。
お茶はまず『形』から。
先に『形』を作っておいて、その入れ物に後から『心』が入るものなのよ。


(引用ここまで。
森下典子/作 『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』 新潮文庫より)



20歳そこそこだった、あの頃の私が聞いたら、素直に受け止められただろうか?




これって、何の意味があるの?

どうして、こんな面倒なことをしなければならないの?




なんでも頭で考えて、
”こんなの簡単!” ”できるはず”
と慢心でいっぱいだった、あの頃の私に。





時が経ち、私は週1回、週末に書道教室に通っている。

小学校卒業と同時に辞めた書道。
ずっと好きだったけれど、また始めるきっかけがなかなかつかめなくて、
娘たちの小学校入学を機に再開した。


一緒に始めた娘と2人の日もあれば、
1人で通う日もあり…。



嬉しい日も、
悲しい日も、
心が波立つ日も…。


でも、紙と硯の前に座ったら、
(できるだけ…笑)心を無にして、集中して筆を動かす。



週末のたった1日数時間に、
私はここ数年、どれだけ心を支えられてきただろうか。



楷書、行書、草書から始まって、
隷書、かな、細字、条幅…と書く字も多岐に渡り、
また、字に応じた紙や筆の種類の多さと奥深さ、
漢文、古文の知識の必要性…
など、
書道を再開して5年目の今更ながら、その世界の広さと深さに驚いている。




学校の書道の時間だけでは知りえなかった、学びの時間を今、持てていることが本当に嬉しい。




(以下、引用)
教えられた答えを出すことでも、
優劣を競争することでもなく、
自分で一つ一つ気づきながら、答えをつかみとることだ。
 (中略)
気づくこと。一生涯、自分の成長に気づき続けること。
「学び」とは、そうやって、自分を育てることなのだ。

(引用ここまで)





書道を終えると、教室近くの実家に足を伸ばす。
玄関前には母が生けた、四季折々の花々、
笑顔で迎えてくれる両親、
お茶とお菓子と果物、
たわいもないおしゃべり、

”僅かな時間でも、1人心を無にする時間が持てるのは幸せなこと”
という母の言葉



そのすべてが愛おしい。
幸せだけど、この幸せは永遠じゃないと、気づいている私もいる。



でも、幸せな時は、その幸せを全身で抱きしめて、かみしめたい。
苦しい日は、その苦しさを充分に感じよう。



日日是好日



毎日が良い日。


私たちはきっと、どんな日だって楽しむことができるはずだから。
そして、それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことだから。

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(観終わって、速攻で文庫を買いました。)
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2018.11.26 Mon l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
私たち、不登校じゃないよね。
名前をつけるならば、”不定期登校”だよね。



以前に比べ、かなり学校へ足を運ぶようになった娘たちが口をそろえて言う。



名前、気になるのかなあ?


正直、私は、
不登校でも、不定期登校でも、どちらでもいいのだけど(笑)。



送迎係の私に言わせれば、

パートタイム小学生

というところだろうか。




週末に時間割を確認して、
出席する授業を選んで、
当日は登校と下校の時間を決めて、
準備して、

その間に、私は学校に登校の連絡を入れて、

いざ、登校!





長く学校にいる日もあれば、
短時間で帰る日もあり、
休む日もあり、

学校以外の場所を選ぶ日もあり…。




”学校に行くことが全てではない”
と親子で実感できた、この数年積み重ねた日々は宝物だと思うけれど、


もしかしたら、
学校に”ちゃんと”通っている子どもたちより、
豊かな時間を過ごせているかも?
豊かな出会いを得られているかも?
と思えることもあるけれど、




朝、登校の連絡を学校に入れられる時、
2人を学校まで送ってゆけるとき、

嬉しいなあ☆

と思う。





学校って、何だろうね。

決して穏やかな環境ばかりとは言えない教室、
成績の優劣に関係なく、クラスの大半以上が塾に通っている現状の中、
何をみんな学校に求めているんだろう。





選択肢は色々あることを知っているはずなのに、
それでも再び”学校”に足を運ぶ娘たち。




まるで、大学生が授業の選択をしているようだ…(汗)


と思いつつ、
今日も娘たちの選択に寄り添い、歩んでいる。








2018.11.20 Tue l 子育て l コメント (0) トラックバック (0) l top
どうにか年内に取得できました!
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司書資格




2年近くと、当初の予定よりも時間はかかったけれど、

娘たちの送迎

仕事

家事

地域のお役

その他、もろもろ…


の日々の中で、


13科目のレポートと試験を無事に修了することができました。



まずは、ホッと一息つけそうです。
(11月頭に確定したのだけれど、
資格取得のために在籍した大学の規定で、前期7月31日の取得とみなされるようです…。)





気になっていた資格ではあったけれど、
それ以上に、全く机に向かわない娘たち(笑)に、
何か感じてもらえたらいいなぁ~




なんて、当初は邪念もあったけれど、
そんな邪念はどうでも良くなる程、
久しぶりのレポートとの格闘は必死でした。


そして、やっぱり、学びは楽しかった。





レポート課題の中で、一番印象に残っているのは、”図書館サービス概論” 。

群馬県内随一の来館者数を誇るわが市の中央図書館が、
有効登録者数は3割に満たっていないことを知った時は、衝撃でした!!



乳幼児おはなし会にわんさと来る親子連れ、


新聞の閲覧席が高齢者たちで満席になる様子、


高校生でいっぱいの学習席




あれは一体何なのでしょう?!




と同時に、

図書館で利用者登録をし、本を借りる。


気になることがあったら、図書館で本を探して、調べる。


わからないことがあったら、図書館で司書の方に尋ねる。



と、

子どものころから”ごく当たり前のこと”として行ってきたことが、

世の中的には一般的ではないこと、

自分の”当たり前な世界”は、ごくごく狭い世界であること、



を知りました。





でも、私はこの”ごくごく狭い世界”があることを知っていること、
そして、その世界を行き来することが、とても心地よいのです。



今回、司書資格取得に向けて学ぶことで、
”図書館”や”本”を様々な視点から見つめなおす機会を得ることができました。




本を借りる場所だけじゃない、図書館の魅力、
本の魅力、
本を通して人と人がつながる楽しさ、
自分の世界が広がる楽しさ…

たくさんの人たちに知ってもらいたいなあ。





今後の本との付き合い方、向き合い方、
変わってゆけそうです。



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証明書も出して頂きました。
2018.11.20 Tue l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top